20mmチューブラーカーボンホイールセットは、体重制限75kg以下にしてあります。
工場側では、90kg以下は、問題ないと回答ありました。これは通常の下りでは、下り全体をブレーキをかけ続けるようなことは想定していないと思いました。
ヒルクライム競技終了後の、低速で下山走行をするよう指示がある場合がほとんどです。
この場合、連続でブレーキをかけるような状況になり、前輪の負荷が高くなります。また20mmと軽量のリムを採用していることもあり、リム剛性・強度・放熱性は38mmと比較して劣ります。
ただ実際に、筆者が荷物を背負って体重90kg状態にして、何度も筑波山/不動峠(道路が狭く、見通しがわるいのでブレーキをかけ続ける必要があります)を試走しても安全に走行できました。
しかし、低速時のブレーキングで前輪のブレーキフィーリングの低下を感じました。この点から販売者側で安全マージンを多めに取って、体重制限75kg以下としました。
また、20mmチューブラーカーボンホイールセットは、新型ブレーキシューを採用しています。このブレーキシューは、ブレーキ接触面の温度が低下するように製造されています。